過去の天然物化学談話会

第10回〜  第20回〜  第30回〜  第40回〜  第50回〜 

1966(S41)~ 伊東椒、中西香爾が中心になって発足。当初、世話人会や世話人代表のようなものはなく、非公式の「談話会」として始まる。

1970(S45頃)~ 中西の渡米に際し、伊東から北川勲、中島路可、入江寛へ世話(人)(複数)を依頼。

1975(S50頃)~ 世話人体制が確立し、上野民夫(京都大学)が談話会代表となる。当初の世話人は、磯貝彰、磯部稔、海老塚豊、小笠原國郎、楠本正一、瀬戸治男、西沢麦夫、原山尚、村江達士が務める。

1986(S61頃)~1992(H4頃) 世話人代表:平間正博(東北大学)。参加人数を200名近くまで増員。

〜2000(H12)世話人代表:中村英士(名古屋大学)
〜2004(H16)世話人代表:村田道雄(大阪大学)
〜2007(H19)世話人代表:深瀬浩一(大阪大学)
〜2011(H23)世話人代表:上田実(東北大学)
〜2017(H29)世話人代表:横島聡(名古屋大学)
〜2022(R4)世話人代表:石川勇人(千葉大学)
〜2024(R6)世話人代表:布施新一郎(名古屋大学)
現世話人代表:長友優典(北海道大学)



第1回 41.7.24-26  作並温泉
樹脂酸における研究 (理研) 田原 昭
a,b-不飽和ケトンのORD, CD (シオノギ研)栗山 肇
マタタビ成分の研究 (阪市大・理)目 武雄
二・三の抗生物質の構造と反応 (東大・応微研)米原 弘
テルペンのbiogenesis (東医歯大)金子 主税
新しい骨盤のリコポジウム塩基sarratinineの構造 (阪大・薬)石井 永
シキミの有毒成分の構造と反応 (名大・理) 山田 静之

第2回 42.08.13-15  作並温泉
アルカロイドの生合成 (東大・薬)柴田 承二
生理活性テルペンの合成 (東大・農)森 謙治
NMR-磁化率の異方性 (電通大)中川 直哉
天然における芳香環の開裂機構 (食品研)妹尾 四郎 
Tetoranortriterupenoidの反応 (阪市大・理)野老山 喬 
活性化されたAmidesの反応 (北大・薬)大石 武   
エンメイソウのジテルペン (京大・化研)藤田 栄一   

第3回 43.7.14ー16   高野山(本王院)
天然有機化合物のone-step synthesis (武田薬工)森田 桂  
(談話) (高野山副住職) 斉藤 宏浄師
イヌマキのジテルペン系ラクトン (東北大・理)児玉 三明 
カナマイシンの全合成 (京大・農)長谷川 明  
Phytoecdysonesを中心として (東北大・理)中西 香爾
分子における軌道概念と有機反応 (京大・工)福井 謙一   
(天然物研究所相談会)     
植物病原菌の代謝するイソプレノイド化合物 (東大・応微研)野副 重男
種とはなにか、種の問題への化学的アプローチ (大阪工試)藤田 安二第

第4回 44.7.10.-12   六甲オリエンタルホテル
化学発光と生物発光(名大・農)後藤 俊夫
(天然物有機化学研究所設立に関する討論)(京大・薬)上尾 庄次郎 
植物組織培養成分の生化学(北里大・薬)古谷 力
イボガアルカロイドの全合成(シオノギ研)永田 亘
一重項酸系酸化と生体内酸化(京大・工)松浦 輝男
シクロヘプタトリエン系のカルベン化学」の二・三の話題(東北大・理)向井 利夫
イリドイド配当体および関連物質の生合成 (京大・薬)井上  博之
昆虫フエロモンの化学 (京大・農) 深海 浩

第5回 45.7.15-18  昭和薬大諏訪校舎
ビャクゴ科植物塩基の構造研究 (京大・薬)入江 寛 
IUPAC, Organic Chemistry Division, Commission on Chemical Plant Toxonomy報告(国立衛生試)名取 信策
植物の分布と進化 (東大・名誉教授)前川文夫
土壌菌加水分解方による真正アグリコンの研究 (阪大・薬北川 勲
プラントジベレリンの化学 (東大・農)高橋 信孝
転移反応の機構について (阪大・産研)湯川 秦秀
ビスフラボンの化学と植物における分布  (長崎大・薬)河野 信助
機器分析自動化の現状 (宮城教育大)佐々木 慎一
イルドイドセスキテルペノイドの合成  (北大・理)松本 毅 

第6回 46.7.21-23    昭和薬大諏訪校舎
二・三の植物からのインドールアルカロイドについて (千葉大・薬)坂井 進一郎
(パネルディスカッション)
ジベレリンと関連化合物の合成 (東大・薬)岡本敏彦
dl-Gibberellin A15の全合成について (シオノギ研)永田 亘
Gibberellin と関連化合物の合成 (東大・農)森  謙治
13CNMRの天然物有機化学への応用 (日電バリアン)西田 利昭
魚毒植物の活性成分 (岡山大・農)河津 一儀
植物成分研究の裏話 (東北大・薬)竹本 常松
天然生物活性ペプチドの合成 (京大・薬)矢島 治明
MLA細菌の増殖因子 (サントリー研)妹尾 四郎

第7回 47.7.6-9  仙台作並国際センター
マクロライド抗生物質の構造解析におけるマススペクトロメトリーの応用 (田辺研) 鈴木 真
(パネルディスカッション)天然物化学における光化学反応
(阪市大・理)磯江 幸彦
(京大・工)松浦 輝男
(北大・薬)米光 宰
かびによるイソプレノイドの代謝の化学とその発展(名大・農)丸茂 晋吾
有機ケイ素反応化学の話題ー炭素およびケイ素中心不安定中間体の比較などー (東北大・理)桜井 英樹
脳下垂体視床下部ホルモン (三共研)馬場 義彦
テトロドトキシンの合成 (名大・農)岸 義人
私の研究回顧 (シオノギ研)武田 健一

第8回 48.7.18-21    昭和薬大諏訪校舎
プロスタグランジンの化学 (三共研)酒井 浄
(パネルディスッション)イオウ化合物の特性を利用した天然物合成
チアゾリン誘導体を用いる新規合成反応 (三共中研)平井 功一
有機硫黄化合物を用いる炭素ー炭素結合生成反応の研究(東大・理)奈良坂 紘一
幼若ホルモン類の合成 (相模中研)近藤 聖
軌道の対称性と化学反応 (東北大・理)伊東 椒 
アルカロイド(ユズリハ.ラン科.ニシキギ科)の生合成とケモタキソノミー (名大・理)平田 義正
研究回顧 (武庫川・薬)上尾 庄次郎
抗腫瘍性多糖の構造論展望 (金沢大・薬)西川嘉広
微生物が生産する酵素阻害物質 (微化研)青柳 高明

第9回 49.7.10-13    六甲スカイヴィラ
立体化学関係の用語とその応用  (阪大・基礎工)中崎 昌雄
(パネルディスカッション)有機金属の特性を利用したC-C結合の形成
遷移金属化合物を利用した天然物合成 (東工大・工)辻  二郎
鉄カルボニルを用いる新しい合成反応 (名大・理)野依 良治
ホウ素Ateー錯体を用いる新しいC-C結合生成反応(京大・工)内本喜一郎
魚貝類の自然毒に関する研究 (東大・農)橋本 芳郎
Ecdysoneの化学ー最近の進歩 (東北大・薬)ヒキノヒロシ
研究回顧 (阪市大・理)目 武雄
高速液体クロマトグラヒィーの応用 (道田薬工・化研)堀 正剛
t-RNAの化学的合成へのアプローチ (阪大・薬)大塚 栄子

第10回 50.7.20-7.22    昭和薬大諏訪校舎
二・三の生理活性物質の分離構造決定および合成(東北大・理)北原 善男
Studies on the Total Synthesis of Chemically Important Antitumor Agents (British Columbia大)J.P.Kutney
(パネルディスカション)不斉合成
新しい概念のもとにおけるエナンチオ面区別配(阪大・たんぱく研)泉 美治
不斉反応の制御因子 (京大・化研)井上 雄三
均一系不斉錯体触媒による不斉合成 (東工大・工)山本 経二
不斉合成のデザインーコンフォーメーションの固定(東大・薬)阿地波 一雄
昆虫の行動とその制御機構 (京大・農)石井 象一郎
セラティニンの全合成 (京大・薬)原山 尚  
常磁性分子をNMRスピンプローブとして用いる分子構造・分子間相互作用の 研究とその生体分子への応用 (京大・工)森島 積
最近の抗生物質合成 (東レ・基礎研)大野 雅二
日本の天然物化学のあけぼの 武居三吉・小竹無二雄・刈米達夫 三先生 恩師を語る(近大・医)久保田 尚志

第11回 51.7.13ー7.15  清里・清泉寮
苔類のテルペノイド (広大・理)林 修一
マススペクトルによる構造推定ー主としてKEスペクトルについて (東大・工)土屋 正彦
13C-13Cカップリングを利用した構造および生合成研究 (東大・応微研)瀬戸 治男
きのこ子実体形成機構と子実体誘導物質 (東大・応微研)石川 辰夫
ベータビニルブテリフドおよびニトロオレフィンによるアヌレーション
反応とその天然物合成への応用 (東北大・非水研)吉越 昭
電解酸化と天然有機化合物の合成 (昭和薬大)飛永 精照
インドールアルカロイドの合成 (北大・薬)伴  義雄
感情的研究回顧 (近畿大・医)久保田 尚志  

第12回 52.7.19ー7.21  昭和薬大諏訪校舎
二・三の抗カビ抗生物質の合成 (理科研)葛原 弘美
活性型ビタミンDについての最近の進歩 (東京工大)池川 信夫
異担子菌酵母の性ホルモン:化学と生理活性 (東大・応微研)福井 作蔵
生体物質の動的挙動とNMR (阪大タン白研)京極 好正
イソプレノイドの生合成炭素鎖延長過程の酵素を中心に (東北大非水研)小倉 協三
Macrolide抗生物質の生合成 (北里大・薬)大村 智
細胞壁ペプチドグリカンの化学 (阪大・理)芝 哲夫
研究回顧  (明治薬大)柴田 承二

第13回 53・7・21ー7・25  蔵王ハイツ
天然物の全合成 (東北大・薬)亀谷 哲治
なす科植物のフイトアレキシンについての最近の知見について (北大・理)正宗 直
クロマチンにおける遺伝情報発現の調節機構 (東北大・農)志村 憲助
カルベノイドを用いる高選択的合成反応 (京大・工)野崎 一
13CーNMR分光法の天然物化学への応用 (シオノギ研)通  和夫
ウロースに対する求核反応の立体選択正と二,三の分枝糖の立体特異的反 (東工大・理)吉村 寿次
酵素モデルによる生理活性天然物の合成 (京大・工)田伏 岩夫
研究回顧 (東大・農)松井 正直

第14回  54.7.11ー7.13   六甲オリエンタルホテル
ベルベリンアルカロイドの骨格変換反応 (金沢大・薬)花岡 美代次
視覚色素とレチノイドの最近の研究 (コロンビア大)中西 香爾
バーノレピンの合成戦略 (名大・農)磯部 稔
高速液体クロマトグラフィーの微量化 (名大・工)石井 大道
Synthetic Controlと天然有機化合物 (東大・理)向山 光昭
生理活性物質を探し求めて15年 (東大・農)田村 三郎
魚類の摂食刺激物質研究の現状 (静岡大・農)伊奈 和夫

第15回 55.7.17ー7.20   清里 清泉寮
抗腫瘍性抗生物質ブレオマイシンの化学 (微化研)滝田 智久
複雑な化合物の官能基修飾と電解反応 (岡山大・工)鳥居 滋
フムレンのコンホーメーションと反応 (北大・理)白浜 晴久
遺伝子操作研究の現状  (東大・応微研)斉藤 日向
ピレスロイドの化学と生理活性 (住友化学農薬研)大野信夫
アルカロイドの合成研究 (東北大・薬)高野 誠一
X線回析法による構造研究と問題点 (東大・薬)飯高 洋一
研究回顧  (津村研)吉岡 一郎

第16回 56.7.16ー7.18   三重 希望荘
有機化合物の構造決定に有用なNMRの新しい手法
(塩野義研)通  和夫
天然物構造解析におけるマススペクトロメトリーの利用
(名城大・薬)鈴木 真言
キレート生成を利用した不斉アルキル化反応 (東大・薬)古賀 憲司
16員環マクロライド系抗生物質の全合成 (慶応大・理工)竜田 邦明
抗腫瘍性物質バーノレピン及び関連化合物の合成研究 (北大・薬)若松 武
金属の特性を駆使したプロスタグランジン新合成法 (名大・理)鈴木 正昭
光学活性な中・大員環化合物の合成 (東大・農)北原 武
核酸の化学合成 (阪大.薬)池原 森夫
花芽形成誘導物質について (京大・農)瀧本 敦
パリトキシンの構造と化学 (名城大・薬)平田 義正 (静大・教養)上村 大輔

第17回 57.7.18ー7.21  昭和薬大諏訪校舎
タンニンの研究の現況と展望 (九大・薬) 西岡 五夫
中国の天然物化学 (津村研)陳  政雄
生理活性物質の二,三の話題 (カルフォルニア大)久保伊佐夫
微生物の新しい機能の開発にかんする研究 (東大名誉教授)有馬 啓
コケ類の成分と生理活性 (徳島文理大・薬)浅川義範
バリダマイシンの合成 (慶応大・理工)小川誠一郎
ムギネ酸類、ドウモイ酸の合成 (サントリー生有研)大船泰史
プロキラルな非環状分子への非酵素的不斉誘導法の開発 (京大・化研)長尾善光
二次元NMRの天然物への応用 (東大・理)永山 国昭
NMRによる生体高分子の構造と機能の解析 (東大・理)宮沢 辰雄
重水素によるキラル標識と2HーNMRの生合成研究への応用 (東工大・理)柿沼 勝巳
多重標識化合物の生合成研究への応用 (東大・薬)三川 潮
分子内アルキル化反応における中大員環天然物の合成 (東工大工)高橋 孝志
鎖状ケトンの立体選択的還元と天然物合成への応用 (理研)中田 忠

第18回 58.7.18ー7.21  蔵王ハイツ
ネオカルチノスタンチンの構造と活性 (東北大・医)石田 名香雄
酵素化学的アプローチによる天然生理活性物質の不斉合成 (東大・薬)大野 雄二
天然物研究におけるマススペクトル (愛教大)中田 尚男
ヒノキチオールの化学 (東北大名誉)野副 鉄男
魚貝類の毒化機構と毒 (東北大・農)安元 健
有機典型金属化合物による合成反応 (名大・工)山本 尚
十字交差環化反応.アルカロイド合成 (北大・薬)大沼 穀
植物病原菌の生物活性エノン.エポキシド (山形大・農)佐々 武史
PGとβーラクタム (相模中研)柴崎 正勝
不斉[2、3]Wittig (東工大.工) 中井 武
CD (東北大・非水)原田 宣之
ファイトアレキシンの化学 (北大・理)村井 章夫
Super Oxide のDesmutase (京大食糧科研)浅田 浩二

第19回 59.7.17ー7.19  京都府立ゼミナールハウス
植物培養細胞による物質生産 (京大・農)山田 康之
トロンボキサンアンタゴニスト活性 (小野薬)浜中 信行
タンニン研究の最近の展開 (岡山大・薬)吉田 隆志
オピオイドの合成 (京大・薬)木曽 良明
分子軌道法 (大阪市大名誉教授)井本 稔
植物の昆虫行動制御物質 (名大・農)和田 弘次郎
ピロール.テトラピロール (長岡枝大)生越 久靖
5ーデアザフラビン (京大・薬)米田 文郎
アントラサクリン (阪大・薬)北  泰行
二置換ピロリジンの不斉合成 (九大・理)香月 昴
オルトキシジメタン (京大・工)伊藤 嘉彦
トリプトファン由来天然物の合成 (千葉大・薬)日野 亨
昆虫フェロモン (東大・農)森 謙治
生体防御テルペンの合成 (大阪市大・理)磯江 幸彦
昆虫の化学物質と機能 (サントリー生有研)納谷 洋子

第20回 60.7.25ー7.28   昭和薬科大学諏訪校舎
パネル討論  自然現象と心と談話会 (東北大・理)伊東 椒(コロンビア大)中西 香爾 (名大・農)後藤 俊夫 (塩野義研)武田 健一
天然物化学が教えてくれたもの:抗腫瘍性ベンゾ[c]フェナンス
リジンアルカロイドの化学を例にして (千葉大・薬)石井 永
植物毒素の生物有機化学 (北大・農)市原 耿民
天然新規ステロールおよびトリテルペンの構造解析-HPLCと2次元 INADEQUATEの応用ー (富山医薬大・和漢薬研)菊池徹
カイコ脳神経ホルモンの化学 (東大・農)鈴木 昭憲
メッセンジャーRNAの構造と蛋白質合成効率の関係 (東大・工)三浦 謹一郎
植物エキス中での成分間相互作用ー配糖体の役割ー(広島大・医)田中 治
固体高分解能NMRによるコンホメーション解析 (国立がんセンター研)斉藤 肇
有機化合物の水溶液にプラズマを吹きこむとどの様なことが起きるか (筑波大・化)原田  肇
本草にみる東洋と西洋 (北里大・東洋医研)大塚 泰男
中国の本草学 (京大・人文科学研)山田 慶児
花古事記ー日本人と植物 (関東学院大・経)山田 宗睦
日本の花の文化 (京大・名誉)塚本 洋太郎
植物ホルモンの単離と精製 (東大・農)横田 孝雄
ダイズシストセンチュウ孵化促進物質の単離研究において遭遇した問題点 (北大・理) 高杉 光雄
(転載) 師を語る(第10回天然物科学談話会)刈米 達夫、小竹 無二雄、武居 三吉

第21回 61.7.22ー7.24  鷲羽ハイランドホテル
FMRF amide系神経ペプチドの比較生物学 (広島大・総合科学)宗岡洋二郎
自動化組織化学クロマトグラフィー (神戸女子薬大)橋本 庸平
海産天然物化学の新展開 (ロードアイランド大)清水 譲
ウシノシタ魚類のサメ忌避性防御物質 (サントリー生有研)橘 和夫
シイタケ外菌の生産するペプチド性抗生物質の構造とその作用機序(京都大・薬)藤多 哲郎
イネのいもち病罹病抵抗性における酸化型不飽和脂肪酸の役割 (東北大・理)加藤 忠弘
発見の化学ー基本的な新反応を求めてー (東京大・薬)首藤 紘一
テルペン化合物の企業的合成 (クラレ中央研)藤田 芳司
化学と生物ー昆虫の嗅覚器を利用したフェロモンの化学ー (三菱生命研)西野 親生
Polyketide型生合成反応をモデルとする新しい有機合成反応 (九州工大)山口 雅彦
抗腫瘍性海産プロスタノイドの合成研究 (東京薬大)長岡 博人
電気で物を創る”How, What, and Why” (岡山大・工)宇根山 健治

第22回 62.7.16ー7.18   鳥羽小涌園
HPLC-MSの到達点 (名大・工)拓殖 新
パン酵母還元における立体制御と新しいキラルシントン (三重大・工)藤沢 有
新しい反応剤の開発と天然物合成 (名市大・薬)塩入 孝之
構造活性相関と分子設計のためのコンピュータ・グラフィクス (東大・薬)板井 昭子
生理活性天然物の合成 (慶応・理工)山村 庄亮
ナフトキノン抗生物質Granaticinの合成をめぐって (富山医薬・薬)吉井 英一
レセプターおよびチャンネルに作用する海洋生理活性物質 (三菱化成生命研)小林 淳一
ウニ・ヒトデ受精卵を用いる生理活性物質の探索(東大・農)伏谷 伸宏
微生物機能の開発と物質生産 (京大・農)山田 秀明
細胞社会としての生物 (基礎生産研)岡田 節人
日本における化学のはじまり (阪大・理) 芝 哲夫
ツユクサの青色色素の正体 (名大・農) 後藤 俊夫

第23回 63.7.26ー7.28  千葉厚生年金休暇センター
四級炭素の不斉合成と天然物合成 (京大・化研)冨士 薫
分子の単純な性質を利用した不斉誘起反応の開発(東大・薬)富岡 清
イオンチャンネルの構造ー生物有機化学的アプローチ (北大・薬)金岡 祐一
機能性分子の精密解析 (日本たばこ)中馬 達二
マイナミシン系マクロリドの全合成 (慶大・理工)鈴木 啓介
小員環の化学に新しい光をあてる (東工大・理)中村 栄一
生理活性ガングリオシドとその周辺 (東大・医)永井 克孝
複合糖質の精密有機合成 (理研)小川 智也
高度に酸化された植物トキシンの合成研究(東北大・非水研)宮下 正昭
菌類から毒を探す (千葉大・薬)山崎 幹夫
酸素ラジカルによる新しいDNA修飾反応8ーヒドロキシグアニンの生成とそ の生物学的意義 (ガンセンター研究所)葛西 宏
エスペラミシンとその関連抗生物質について (ブリストルマイヤーズ)小西 正隆  
再分化がCUISINEでなくなる日 (筑波大生物科学)原田 宏

第24回 1.7.17ー7.19  蔵王ハイツ
キラルエポキシアルコールの反応特性を利用する天然物合成 (東北大・薬)畑山 範
天然物合成における希土類元素の役割 (千葉大・理)今本 恒雄
シダ植物の生殖器分化制御物質 (東大・農)山根 久和
進化を化学で無理やり語れば (京大・農)深海  浩
ブレオマイシンの制癌機構に基づく生物機能性分子の設計 (東大・薬)大塚 雅巳
制癌性抗生物質によるDNA切断ーオリゴヌクレオチドヲ用いた解析 (京大・工)杉山 弘
分子内ハイドロシレーション:ポリオール、アミノアルコール、多環状化合物の新手法 (京大・工)玉尾 皓平
マクロライド抗生物質マイシナミシンの生合成 (東洋醸造)木下 健司
ポリケチドラクトンを用いる天然物合成 (慶大・理工)竜田 邦明
微生物由来の生物活性物質の探索と得られた化合物について (北里研)大村 智
アデニル酸シクラーゼ賦活物質フォルスコリンの全合成 (帝京大・薬)橋本 俊一
蛇毒神経毒タンパクの構造、作用と進化 (東北大名誉教授)田宮 信雄
渦鞭毛藻の生産するポリエーテル化合物 (東北大・農)村田 道雄
機能性物質合成のための新しい炭素ー炭素結合形成法 (相模中研)檜山 為二郎
有機金属化合物を用いる高立体選択的炭素ー炭素結合形成反応の開拓 (名大・理学部)北村 雅人

第25回 2.7.16ー7.18  昭和薬科大学諏訪校舎 (東大薬 富岡 清)
植物の就眠運動に関わる化学物質 (慶大・理工)志津里 芳一
イミン活性化の新手法と天然物合成への応用 (東北大・理)山本 嘉則
活性酸素の化学 (東大・薬)長野 哲雄
光学活性フェロセニルホスフィンを用いた新しい触媒的不斉合成 (北大・触研)林 民生
微生物の生活環制御物質の研究 (名大・農)丸茂 晋吾
不斉触媒・キラルなルイス酸 (東大・理)奈良坂 紘一
海の微小生物の化学 (北大・理)中村 英士
有機金属化学に基づく核酸合成 (名大・教養)早川 芳宏
脱皮周期の化学調節 (サントリー生有研)納谷洋子
ペリプラノンーAの構造の関する合成研究 (茨城大・農)桑原 重文
微生物産物よりの生理活性物質の検索 (藤沢薬品・探索研)岡本 正則
クモの神経毒の化学・現状と将来 (東大・薬)中嶋 暉躬
5-8-5員環三環性テルペノイド及び関連化合物の合成 (九大・機能研)加藤 修雄
多環式化合物の触媒的不斉合成 (北大・薬)柴崎 正勝
Caチャンネルに作用する天然物 (東北大・薬)大泉 康
中員環骨格の構築と応用:タキサンジテルペノイドの合成研究 (東工大・理) 桑嶋 功

第26回 3.7.18-7.20  淡路島国民休暇村 (徳島文理大薬 西沢麦夫)
聖書と天然物化学 (鳥取大・工)中島 路可
錯体触媒における反応場の設計 (豊橋技科大)伊藤 健児
実用的不斉触媒反応の開発 (高砂リサーチ)芥川 進
Peptide and Protein Architechture. Self-Organizing Molecular Processes.(Scripps Clinic)Rexa Ghadiri
芳香属カロチノイドとの出会い (九大名誉教授)山口 勝
植物由来の興奮性アミノ酸:神経科学における新しいツール (東京都臨床研) 篠崎 温彦
(アレーン)クロム錯体を用いた有機合成 (大阪市大・理)植村 元一
金属カルベノイドをひと工夫して利用する天然物合成 (星薬大)本多 利雄
発癌プロモーターの有機化学的展開 (京大・農)入江 一浩
カルボニルーエン反応:有機合成化学のニューフロンティア (東工大・工)三上 幸一
DNA切断活性を有する低分子化合物の合成 (徳島大・薬)渋谷 雅之
ジアステレオ面区別の新手法ー回転異性体制御に基づくコンフォメーション の固 定と有機合成 (岡山大・工)斎藤 清機
蛋白質生合成における分子認識 (東大・理)横山 茂之
精密有機合成を目指した反応剤の設計 (名大・工)山本 尚

第27回 4.7.16-18 支笏湖国民休暇村(北大理・中村英士)
Total synthesis of Architecturally Complex Natural and Unnatural Products (University of Pennsylvania)A. B. Smith, III
Conus peptide and their receptor and ion channel targets (University of Utah)B.M.Olivera
合成免疫強化剤による感染防御と癌転移阻止の試み (北大免疫研)東 市郎
細菌毒素とGTP結合蛋白 (東大・薬)宇井 理生
イソプレノイドの生合成-なぜ二リン酸か? (東北大反応化研)小倉 協三
海産軟体動物アメフラシより得られた抗腫瘍性マクロリドーアプリロニンの 構造 (名大・理)小鹿 一
特異な基質選択性を有する触媒抗体の発見とその活性部位解析 (富士フィルム)小野 光則
抗癌抗生物質によるDNA認識と作用発現 (京大化研)杉浦 幸雄
イオンチャンネル機能を化学する (北大・薬)中山 仁
甘味配糖体の合成 (徳島文理大・薬)西沢 麦夫
生理活性物質の合成を目指して (慶応大・理工)西山 繁
先体反応誘起物質 (東工大・生命理工)星 元紀
人の睡眠覚醒リズム (北大・医)本間 研一
オリゴ糖における理論計算 (東工大・工)山田 晴夫
植物貯蔵器官形成の化学的制御 (北大・農)吉原 照彦

第28回 5.7.13-15  (名大農 坂神、村田静昭)
鎖状ポリオール合成と天然物構造解析への応用(名城大・薬)森 裕二
蚕休眠ホルモンの化学 (三重大・生物資源)今井邦雄
超原子価ヨウ素化合物の化学 (徳島大・薬)落合正仁
カテコールアミンの分子生物学 (藤田保健衛生大・医)永津俊治
NMRでみる天然物の微細な分子形ー化学としての構造決定を目指して (徳島大・薬)楠見武徳
含窒素天然物の合成研究 (ライス大)福山 透
生体触媒を利用する有機合成 (慶応大・理工)須貝 威
複合糖質と硫酸基代謝のホルモン依存的制御とその役割 (東大・医)岩森正雄
抗原結合部位の動的立体構造 (東大・薬)嶋田一夫
SmI2によって生起されたラジカルの結合生成反応を鍵段階とするグラヤノトキシンの全合成 (北大・理)白浜晴久
新規抗腫瘍抗生物質の探索とその構造 (東大応微研)早川洋一
de novo design法によるポリペプチドの立体制御 (九州工大・工)三原久和
FAB MS/MSによる有機化合物の構造解析(サントリー生有研)直木秀夫
わらび発癌物質 (名大・理)山田静之

第29回 6.7.14-16 アヤハレークサイド(滋賀)(京都薬大・野出 学)
基質遷移状態に基づいてデザインされたHIVプロテアーゼ阻害剤 (京都薬大) 木曾良明
消化管運動亢進剤モチライド、EM574およびEM523の生体内活性代謝物および微生物変換 (武田薬品)原田節夫
キラルトリフラート法ー天然物合成から超分子化学へ(高知大・理)小槻日吉三
超天然物の合成化学ーネオカルチノスタチン・C-1027・シガトキシンー (東北大・理)平間正博
分子内環化反応における立体制御法の開発と生理活性天然物不斉合成への応 用 (富山大・理)平井義朗
フェロモン合成の20年 (東大・農)森 謙治
海洋産天然物カリクリン類の合成 (名市大・薬)濱田康正
血小板機能抑制剤の開発研究 (大塚製薬)西 孝夫
植物病原細菌の生産する植物毒素 (奈良先端技術大)磯貝彰
野生霊長類の薬用植物 (京大・理)Michael A. Huffman
天然カロテノイドによる制がん (国立ガンセンター)西野輔翼
自然から学ぶケミストリー (阪大・薬)北川 勲
不斉記憶ー新しいエノラート (京大化研)川端猛夫
ランタノイドを戦略元素とする有機合成 (九大・有基研)稲永純二
生合成的イソプレノイド則の実体に迫る (東大・薬)海老塚 豊
バクテリアの生物活性複合糖質の化学ーリポ多糖研究の最近の話題を中心にー (阪大・理)楠本正一

第30回 7.7.11-13 トレンディくわるび(山梨)(東工大工・高橋孝志)
パラジウムを用いる触媒的不斉合成 (東大・薬)袖岡幹子
代謝化学的発想法による医薬開発へのアプローチ(東大・薬)広部雅昭
コンプータを利用した天然有機化合物の立体構造解析ーNMRデータを基にしてー (日本電子)藤田憲一
植物の病気と天然物化学 (京大・農)上野民夫
エンジイン構造を有する高分子抗腫瘍性抗生物質C-1027ー単離、構造決定とその作用ー (大鵬薬品工業)大谷敏夫
エーバーメクチン生合成経路のエンジニアリングー生合成遺伝子の遺伝的改変による生合成経路の制御および特定成分の生産ー(北里大・薬)池田治生
分子力場計算を利用した立体配座解析ー大環状化合物からホスト、ゲスト錯 体までー (広島大・理)深沢義正
含窒素天然物合成を指向する遷移金属触媒反応(阪大・基礎工)村橋俊一
Discovery of New Antitumor Agents from Korean Medicinal Plants (Korean Res. Inst. of Chem. Tech)Jong-Wong Ahn
Total Synthesis of Brevetoxin B (The Scripps Res. Inst.)K. C. Nicolaou
海洋産ポリエーテルマクロリド、ハリコンドリン Bの全合成研究 (北大・薬)堀田 清
リボザイム:反応機構から抗エイズウイルス剤としての可能性まで (筑波大・応用生物)多比良和誠
カルバペネム系抗生物質の研究 (住友製薬)砂川 洵
触媒抗体と有機合成化学との接点 (蛋白研)藤井郁雄

第31回 8.7.11-13 ルネサンス伊王島(長崎)(長大薬・入江 寛)
酵素阻害剤の化学、天然物有機化学の2・3の話題(名大・農)磯部 稔
質量分析の世界から天然物を眺める…案ずるよりMSは易し…(サントリー生有研)板垣又丕
多目的キラル合成素子の開発と天然物合成への活用 (東北大・薬)小笠原 國郎
キノコ由来の細胞機能調節物質 (静大・農)河岸 洋和
医薬品の開発を目的とした活性型ビタミンD誘導体の合成研究 (中外製薬)久保寺 登
Polyamine-Induced Conformational Changes of Synthetic Peptides (Univ. of Washington Dept. of Chemistry)佐々木 富和
糖質をキラルビルディングブロックとした天然物の全合成 (慶応・理工)千田 憲孝
抗生物質カプリマイシン類縁体の合成とDNAとの反応解析。 合成化学から生物有機化学へのアプローチ  (新技術事業団、京大・工)中谷 和彦
Applications of exciton coupled CD to membranes and other challenging cases(Columbia Univ. Dept. of Chemistry)中西 香爾
サンゴ礁の玉手箱 (琉球大・理)比嘉 辰雄
シクロデキストリンの化学修飾 (長大・薬)藤田 佳平衛
非安定化カルボニルイリド:新規生成法とその反応性 (筑波大・化学系)細見 彰
Total Synthesis of HMG-CoA reductase Inhibititors (Centre National de la Recherche Scientifique, Institut de Chimie des Substances Naturelles)Gabor Lukacs
Isolation and Structural Elucidation of a Potent Neurotoxin, Chiriquitoxin from Altelopus Frogs' Skins(Korea Advanced Institute of Science and Technology, Dept. of Chemistry)Yong Hae Kim
Template Directed Synthesis and Molecular Information Transfer

第32回 9.7.17-19 蔵王ハイツ
生物活性天然物の触媒的不斉合成(東大薬)柴崎 正勝
天然物化合物による細胞周期の制御とアポトーシス誘導 (慶大理工)井本 正哉
Signal Transduction Inhibitors For the Treatment of Cancer (SUGEN, Inc.) Cho Tang
紐状分子を折り畳んでナノ構造体を創る (名大人間情報)吉川 研一
分子内多連続反応の開発と生理活性天然物の効率的合成への展開 (東北大薬)井原 正隆
Total Synthesis of (+)-Furanomycin and (+)-Lactacystin (KAIST) Sung Ho Kang
多次元NMRによる蛋白質の立体構造解析 (筑波大先端学際領域)田中 俊之
古典的立体化学によらない立体選択-電子軌道立体効果の一般則 (東大薬)大和田 智彦
古細菌の大環状脂質の合成とその機能 (東工大理)江口 正
オキシラジカルを経る骨格変換反応 (千葉大薬)西田 篤司
プレニルトランスフェラーゼの遺伝子工学的研究 (トヨタ自動車バイオラボ)小池 あゆみ
生物活性を目指す分岐糖ヌクレオシドの分子設計と立体選択敵合成 (北大薬)松田 彰
Alkyne-CoおよびArene-Cr錯体を活性する生理活性化合物の立体選択適合性 (金沢大薬)向 智里
オレフィンのメタセシス反応:中大員炭素、ヘテロ環状化合物の革新的合成法 (倉敷芸術科学大)辻 二郎
<ショートトーク>
Pinnatoxin Aの全合成研究(東北大理)石渡 明弘
Total Synthesis of Taxol(三菱化学)上野 裕明
PKC阻害剤の開発をめざしたハイブリッド分子のデザイン(東大薬)安達 緑
有機合成による天然物の立体構造解析-マイトトキシン鎖状部分の立体配置と絶対位置(東大理)野々村 太郎

第33回 10.7.15-17 粟津温泉
海洋産抗腫瘍性物質アプロニンAの立体構造、合成、生物活性(名古屋大学物質科学国際研究センター) 木越 英夫
植物がもつ潜在能力から学ぶもの(大阪大学大学院工学研究科応用生物工学専攻)小林昭雄
細胞識別・接着活性をもつ糖鎖の多様性と発現の制御機構(愛知ガンセンター・第二病理) 神奈木 怜児
スフィンゴ脂質の合成研究(東京大学大学院薬学研究科)小林 修
新合成反応…遷移金属触媒によるC‐H結合のオレフィンへの直接付加(大阪大学大学院工学研究科分子化学専攻) 村井 真二
海綿が作るチャネル分子、ポリセオナミドの構造と活性(東京大学大学院農学生命科学研究科) 松永 茂樹
アラキドン酸カスケード−構造と活性−(小野薬品) 浜中 信行
Development new synthetic methodologies using free radicals and carbenes, and their applications to the natural product synthesis (KAIST) Hee-Yoon Lee
分子ツールで拓くPG生命科学の新世界(岐阜大学工学部生命工学科) 鈴木 正昭
生体機能 の化学…化学的ストレスによる植物細胞のアポトーシスと生体防御(広島大学理学部) 平田 敏文
酵素の構造と機能−自然の仕組みに学ぶ−(福井県立大学生命資源部) 小田 順一
受容体蛋白質と生理活性リガンドの分子認識(サントリー生物有機科学研究所)石黒正路
ラジカル環化反応における位置および立体化学の制御と天然物合成(金沢大学薬学部) 石橋 弘行
Ru触媒を用いたエニンメタセシス(北海道大学薬学部) 森 美和子

第34回 11.7.8-10 グリンピア安浦
タンパク質の成り立ちとゲノム構造(名大院理) 郷 通子
海洋生物成分に医薬のシーズを探る(阪大院薬) 小林 資正
ナトリウムチャンネル阻害剤テトロドトキシンとサキシトキシンに関する謎(東北大院農) 山下 まり
ドリコールリン酸によるアポトーシス誘導機構(国立国際医療センター) 八杉 悦子
テルペン生合成研究の新展開……メバロン酸経路と見逃されていたもうひとつのイソプレノイド生合成経路の発見(東大分生研) 葛山 智久
カロテノイド生合成遺伝子による代謝工学とコンビナトリアル・バイオシンセシス(キリンビール基盤研) 三沢 典彦
Cyclization and ring opening reactions. Application to the synthesis of natural products and derivatives (Lab. de Chimie Organique, ESPCI) Janine Cossy
タキソールおよびその類縁体の化学的全合成(東京理大理) 椎名 勇
不斉触媒構築の新機軸(阪大産研) 笹井 宏明
<パネル討論「天然物有機化学-21世紀への提言」>
磯貝 彰(奈良先端大)
入江 一浩(京大院農)
上野 民夫(京大院農)
楠本 正一(阪大院理)
千田 憲孝(慶応大理工)
富岡 清 (京大院薬)
納谷 洋子(サントリー生有研)
村田 道雄(阪大院理)
森 謙治 (東理大理)
司会:中村 英士(名大院農)

第35回 12.7.16-18 熱川ハイツ
橘 和夫 「ポリ環状エーテル海産毒による生体分子認識」 
藤田 誠 「ひとりでに組み上がる分子を求めて」 
京極好正 「RNAポリメラーゼのNMR構造生物学」 
明石知子 「質量分析による構造生物学へのアプローチ」
寺尾武彦 「固体NMRによる構造情報の取得」
夏目 徹 「Labonchip-分子間相互作用を網羅する」
高橋孝志 「液相/固相法を用いた天然物誘導体のパラレル合成」
福山 透 「我が研究室の天然物合成研究の近況報告」
上村大輔 「未解明生物現象の化学」 (座長: 西川俊夫)
上田 実 「植物の感覚と運動に関与する天然有機化合物の化学」
坂神洋次 「ペプチド性植物細胞増殖因子について」
平間正博 「始めに天然物ありき--総合科学としての大きな展開」
吉田久美 「細胞内の天然物化学−花色発現とその機能−」
豊田真弘 「植物生長制御ホルモンの立体選択的全合成」
<ショートトーク>
叶 直樹 「マイコトキシンPenitremDの全合成裏話」
升岡優太 「TGF-beta様作用を有する物質に関する研究」
高田 晃 「マリンゲノムを基盤とした新規生物活性物質の創製」
吉崎弘明 「Re型リポ糖の全合成」
呉 純 「セレンテラジン系生物発光の化学的研究」

第36回 13.7.15-7.17 愛知県労働者研修センター
深瀬浩一 「糖鎖の新しい合成手法を目指して」
畑中保丸 「光アフィニティープローブの設計と応用」
藤井紀子 「加齢及び紫外線照射によって生じるタンパク質中のアミノ酸の反転と異性化の生成およびその機構」
樋口隆一 「医薬及び生化学資源としての棘皮動物ガングリオシド」
夏目雅裕 「放線菌Streptomyces albonigerの気菌系分化誘導物質pamamycin」
海老塚豊 「天然物生合成研究の魅力」
岡崎恒子 「ヒト人工染色体の構築と利用」
野依良治 「不斉分子触媒化学」
松村 靖 「含フッ素生理活性物質の合成とその魅力」
中田 忠 「海洋産多環状エーテル系天然物の合成研究」
戸嶋一敦 「糖-インターカレーター複合型人工DNA相互作用分子の分子設計、化学合成および生物活性」
横川文明 「海洋生物に由来する生物活性天然物の全合成」
<中村英士教授追悼セッション>
村田道雄 「微細藻の天然物化学と生物科学−この20年の展開と中村先生の業績」
磯部 稔 「活性発現をどのように化学するか---生物発光・昆虫休眠などの例から」
<ショートトーク>
磯部寛之「有機フラーレンの設計・合成に基づく新規遺伝子導入試薬の開発」
井上将行「生理活性発現機構解明を目的とした天然物の全合成研究」
大栗博毅「合成抗原を用いた抗シガトキシン抗体の調製とワクチン開発」
末永聖武「オニヒトデの摂餌誘引物質」
福沢世傑「グリコペプチド系抗生物質バンコマイシンの糖部分の修飾」
細川誠二郎「天然物合成と新奇官能基変換」
細谷孝充「筋興奮収縮連関の分子機構解明のための特異的分子プローブの開発」

第37回 14.7.8-7.10 ルビノ京都堀川
永井宏史 「棘胞動物由来の高分子タンパク質毒素」
大船泰史 「α-置換アミノ酸類の不斉合成」
勝村成雄 「酵素阻害機構に学ぶアザ電子環状反応:その出会いと新規合成戦略に向け」
垣塚 彰 「神経細胞死の新しい分子機構の解明と治療戦略」
北 泰行 「超原子価ヨウ素試薬を用いる有機合成化学の新展開−抗腫瘍活性海洋天然物
合成への応用−」
松田一彦 「脈翅目昆虫の殺虫性タンパク質」
大石 徹 「シガトキシンCTX3Cの全合成」
石川智久 「ポストゲノム時代の挑戦:薬物輸送機構に基づいた創薬分子デザイン戦略」
藤井信孝 「蛋白質化学・有機金属化学を翻訳プラットフォームとするゲノム情報収斂型創薬研究」
<中村メモリアルレクチャー>
及川英秋 「生合成酵素による天然物合成−DNAポリメラーゼ阻害剤aphidicolinの酵素合成を中心に−」
<特別講演>
磯貝 彰 「植物自家不和合性研究ものがたり−天然物化学と分子生物学−」
<ショートトーク>
大栗博毅「合成抗原を用いた抗シガトキシン抗体の調製とサンドイッチイムノアッセイ」
末永聖武「海洋動物の摂食行動・変態行動を促進する化学物質」
田中克典「新規合成戦略の開発、及び生体機能発現機構におけるアザ電子環状反応の可能性を追及して」
福沢世傑「グリコペプチド系抗生物質バンコマイシンの糖部分の修飾」
細谷孝充「骨格筋における細胞内Ca2+動員分子機構解明のための特異的分子プローブの設計とその活用」
水品善之「DNAポリメラーゼ選択的阻害物質の探索とその酵素阻害作用解析」
水野真盛「糖鎖の機能解明を指向した糖ペプチド合成に関する研究」
山瀬博司「抗生物質の生合成に関わる酵素の同定と遺伝子工学による新規抗生物質の合成」
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
磯部寛之 「有機フラーレンの設計・合成に基づく新規遺伝子導入試薬の開発」
井上将行 「抗腫瘍性抗生物質C-1027に関する最近の研究」

第38回 15.7.16-7.18 ホテル海の中道
名取威徳 「海洋天然物を医薬品に -分子の発見から臨床試験へ-」
伊東 信 「スフィンゴ脂質の生物学と工学:代謝酵素からの新しい切り口」
金城順英 「オレアナン型トリテルペンは免疫系を制御できるか?」
楠見武徳 「新Mosher法から新しい展開を目指して」
藤田憲一 「最新NMRと立体化学構造」
西沢麦夫 「水銀トリフラートを開発して挑むステロイド生合成の謎」
藤井郁雄 「分子進化工学によるテーラーメイド生体分子の設計と創出」
門田 功 「ガンビエロールの全合成」
桑野良一 「複素芳香族化合物の触媒的不斉水素化」
菅 敏幸 「ニトロベンゼンスルホンアミドを基盤とする天然物有機化学の多面的展開」
井口和男 「サンゴ由来のプロスタグランジン研究における最近の進展」
石橋正巳 「未利用菌類の資源化による天然物創成の試み」
<中村メモリアルレクチャー>
村井章夫 「生物の化学防御」
<ショートトーク>
庄司 満「生合成経路を模倣した血管新生阻害剤epoxyquinol A,Bの合成」
横島 聡「複雑な構造を有する天然物の全合成研究」
水野真盛「フルオラス保護基を用いた新規合成法の開拓」
田中浩士「液相自動合成装置を利用した天然物をリードとする分岐糖鎖ライブラリーの合成研究」
不破春彦「海産毒ガンビエロールの全合成:合成方法論の開発、全合成、構造活性相関」
犀川陽子「カバの汗(分泌物)に含まれる色素の化学的研究」
高須清誠「抗マラリア薬創製のための新戦略:-生体膜内環境の特異認識を目指した分子設計-」
<平成14年度天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
大栗博毅 「微量天然毒素のイムノアッセイ法開発-複雑な分子を標的とした合成化学の挑戦-」
田中克典 「酵素阻害機構に学ぶ速やかな6π-アザ電子環状反応とその開発」

第39回 16.7.22-7.24 淡路夢舞台国際会議場
福山愛保「神経栄養因子活性を有する天然物の探索」
柳 日馨「窒素上での高効率環化反応の発見:ラジカルそれともイオン?」
大類 洋「基礎知識でInnovativeな研究に挑戦する」
志津里 芳一「海洋微生物を用いた天然物化学の進展会」
畑山 範「実用的不斉Baylis-Hillman反応を求めて」
鈴木啓介「ハイブリッド型天然物に学ぶ」
伊東 椒「天然物化学と私」
大島吉輝「自然免疫と天然物-昆虫と微生物をキーワードにして有用天然物を追う-」
入江 亮「高選択的触媒反応の開発-“偶然”からの新展開」
野出 學「臭いのしない含硫黄試薬類の開発と不斉合成への応用」
新藤 充「イノラートの化学〜カルバニオンの逆襲〜」
<ショートトーク>
不破春彦「多様性指向型全合成に基づく海産毒ガンビエロールの構造活性相関」
脇本敏幸「新規PP2A阻害剤開発に向けたCalyculinA 作用機序の解明」
尾仲宏康「インドロカルバゾール化合物の生合成経路の解明および新規誘導体の創製」
馬場健史「トチュウの産生するポリイソプレイノドに関する化学的研究」
松岡 茂「個体NMRを用いたポリエン抗生物質が形成する膜複合体の構造研究」
渡辺賢二「大腸菌によるアンサマイシン型ポリケタイド前駆体の生合成」
仲村光祐「イモ貝毒μ-コノトキシンへの修飾アミノ酸の導入と活性制御」
橋本雅仁「口腔細菌由来複合糖質の化学構造とその免疫調整機構」
田中浩士「糖ペプチドライブラリーの合成を指向した糖アミノ酸誘導体の効率的合成法の開発」
<平成15年度天然物化学談話会奨励賞>
庄司 満「生合成経路を模倣した血管新生阻害剤阻害剤
高須清誠「抗マラリア薬創製のための新戦略-生体内膜内環境の得意認識を目指した分子設計-」

第40回 17.7.13-7.15 熱川ハイツ
只野金一「分子内Diels-Alder反応を鍵とした天然有機化合物の全合成」
長瀬 博「細菌のメディショナルケミストリー-ドラックライクな化合物ライブラリーの利用」
伊藤幸成「糖タンパク質の生物機能に迫る合成化学」
作田正平「微生物二次代謝産物の生理機能 -アロサミジンの場合-」
北原 武「ものつくりの歴史(化学史)に学ぶー温故知新-」
新家一男「医薬品開発を目的とした天然物-分子標的スクリーニング(化合物作用機作解析から新たな生命活動解明へのフィードバック)」
菊池和也「物質創製アプローチによる生きた状態の可視か解析」
西川俊夫「ふぐ毒テトロドキシンの全合成 -その道のりー」
佐々木 誠「効率的ポリエーテル骨格合成法の開発と天然物全合成への展開」
<ショートトーク>
泉川美穂「Mechanistic and Structural Analysis of Bacterial Type III PKSs」
菊池晴久「未利用微生物・細胞生粘菌の新規生物活性物質」
桜井香里「Two Chemical Approaches toward Targeting MDM2」
東林修平「Universal NMR Databaseによる天然有機化合物の構造決定法」
布施新一郎「自動合成ロボットを活用した(±)-Baccatin IIIの全合成」
脇本敏幸「選択的ホスファターゼ阻害剤開発に向けたCalyculinA作用機序の解明」
<平成16年度天然物化学談話会奨励賞受賞記念講演>
渡辺賢二「大腸菌によるechinomycin全生合成」
不破春彦「海産ポリエーテル系天然物の全合成研究と生命科学的展開」
松岡 茂「固体NMRを用いたポリエン抗生物質が形成する膜複合体の構造研究」

第41回 18.7. 3-7. 5 国立日高青少年自然の家
阿部郁朗「天然物の生合成工学」
石原一彰「バイオミメティックポリエン環化反応の新展開」
菅 裕明「Flexizyme と RAPID system を駆使した薬剤探索」
小林淳一「海洋生物にくすりを求めて - 25 Years under the Sea -」
竜田邦明「多様な天然生理活性物質の全合成」
山田英俊「環立体配座制御を利用したグリコシル化反応」
谷野圭持「全合成とその戦略「どこまでこだわるか?」
長澤和夫「全合成を基盤とするグアニジンアルカロイドのケミカルサイエンス」
坂神洋次「ペプチドとイソプレノイド」
<ショートトーク>
葛西祐介「アンフォテリシンB−ステロール連結体が形成する複合体の固体NMRによる構造解析」
菊地晴久「未利用微生物・細胞性粘菌の新規生物活性物質」
北 将樹「食虫動物トガリネズミの唾液麻酔物質および致死性タンパク毒に関する研究」
工藤史貴「アミノグリコシド抗生物質の生合成研究」
小林正治「9員環エンジイン抗生物質の全合成と構造活性相関」
難波康祐「ハリコンドリン類の実用的合成への展開」
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
桜井香里「An Application of DNA-Templated Organic Synthesis Methodology for Selection-Based Discovery of Small Molecules with Protein Binding Properties」
東林修平「非環状天然有機化合物の立体配置決定法Universal NMR Database の開発」
<夜ゼミ>
菅 裕明「切磋琢磨できる科学者になろう!」
吉村文彦「海外留学体験記:スローン・ケタリング研究所 Danishefsky 研究室」
藤本ゆかり「小分子が引き起こすタンパク質の"動き" — 低分子量鍵分子と受容体の信号伝達/フォールディング —」
田中浩士「天然物合成研究におけるコンビナトリアル化学とラボオートメション技術の活用」

第42回 19.7.11-7.13  秋保リゾートホテルクレセント
「この9年間の天然毒の研究」山下まり(東北大院農)
「遷移金属化合物の特性を活かした触媒的多環性骨格構築手法」草間博之(東工大院理工)
「Preparation of mGluR Agonists」安田修祥(Merck Research Laboratories)
「ブラジル生物資源からの生理活性物質の探索」紺野勝弘(スティーブン工科大学化学科)
「Discovery microbial metabolities with specific biological targets and an example of their impact. "Why we do want we do"」大村 智(北里大学北里生命科学研究所)
「シガトキシン全合成 - 諸科学技術との関わり、人との関わり -」平間正博(東北大院理)
「遺伝子発現のケミカルバイオロジー」上杉志成(京大化研、ベイラー医科大)
「スピロ構造を持つアレロケミカルの合成」宍戸宏造(徳島大院ヘルスバイオサイエンス)
「天然物の構造決定 - 奥の深い世界 -」村田道雄(阪大院理)
<ショートトーク>
「vindoline並びに関連アルカロイド類の全合成」石川勇人(東京理大工)
「新規翻訳後修飾を受けたオリゴペプチドComXフェロモンの構造決定」岡田正弘(東北大院理)
「腫瘍細胞増殖阻害活性マクロライド ハテルマライド類・ビセライド類の合成研究」早川一郎(筑波大院数理物質科学)
「ヒトシアリダーゼNeu3阻害剤開発に向けた炭素連結型ガングリオシドアナログの合成」平井 剛(理化学研究所)
「抗腫瘍抗生物質ビセニスタチンの生合成における糖転移酵素VinCの機能解析と新規配糖体創製への展開」南 篤志(富山県立大)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「Dissecting the Structural Requirements for Moenomycin A Activity Using Semisynthetic Analogs with Modified Phosphoglycerate Lipids」布施新一郎(Harvard University)
「哺乳動物由来の麻酔物質および致死性タンパク毒に関する研究」北 将樹(筑波大院数理物質科学)
「アミノサイクリトール含有抗生物質の生合成」工藤史貴(東工大院理工)
<夜ゼミ>
「アルケニルホスフェートを出発原料とする有機分子構築法」不破春彦(東北大院生命科学)
「困ったときの発想の転換 - 天然物の全合成研究とケミカルバイオロジー研究の中で経験したこと -」叶 直樹(東北大院薬)
「不安定な色素に工夫で挑む! 〜カバの汗に含まれる色素の研究にまつわる経験談〜」犀川陽子(慶応大理工)
「SMP-534の合成研究 〜ミリグラムからキログラムスケールまで〜」鬼頭 真(大日本住友製薬)
「計算化学による実験値の検証」後藤仁志(豊橋科技大知識情報工学系)
「天然物化学 - 「物取り屋」にできること」酒井隆一(北里大水産)
「10ヶ月にわたるアメリカ・MITでの研究生活を終えて」稲本浄文(東北大院薬)
「TLCで構造を決める」楠見武徳(徳島大院ヘルスバイオサイエンス)
「ハーバード大学留学体験記 - 外国人の仲間たちから学んだこと -」布施新一郎(Harvard University)

第43回 20.7.10-7.12  ホテル阪急エキスポパーク
「海洋由来真菌から得られたインドールアルカロイドnotoamideの構造と生合成研究」塚本佐知子(千葉大院理)
「触媒的連続結合形成反応の開発とErgotアルカロイド全合成への応用」大野浩章(京大院薬)
「DNAの特異構造を認識する分子の創製」中谷和彦(阪大産研)
「ヘテロ原子-ハロゲン結合を活用する複素環の新構築法」南方聖司(阪大院工)
「糸状菌ポリケタイド生合成遺伝子の発現と機能解析」藤井勲(岩手医大薬)
「73歳の化学 − フェロモンとスフィンゴ糖脂質」森謙治(理化学研究所)
「鉄触媒による精密クロスカップリング反応」中村正治(京大化研)
「βアミロイドの立体構造解析と神経細胞毒性発現機構」入江一浩(京大院農)
「生物活性天然有機化合物の効率的な合成を目指して」林 雄二郎(東京理大工)
<ショートトーク>
「植物ポリケタイド合成酵素の構造と機能に関する研究」森田洋行(三菱化学生命研)
「同位体効果発動によるエンジインの新展開:超天然物とESR研究」臼杵豊展(上智大理工)
「異宿主発現法を用いた新規抗菌物質Pantocin Cの生産と同定」藤田雅紀(熊本大先導機構)
「ふぐ毒テトロドトキシンの合成研究」横島 聡(東大院薬)
「ボトシニンおよびその類縁体の不斉全合成並びに構造決定」福井博喜(東京理大理)
「抗腫瘍活性を有するポリエーテルマクロリド、ハリコンドリンB類縁体の合成研究」占部大介(東大院薬)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「枯草菌由来のComXフェロモンにおける新規翻訳後修飾」岡田正弘(東北大院理)
「糸状菌が生産するジテルペン化合物の生合成研究」南 篤志(北大院理)
<夜ゼミ>
「天然物化学、今何をすべきか」上村大輔(慶応大理工)
「天然物生合成研究について」(東工大院理工)

第44回 21.7. 8-7.10  つくばグランドホテル
「柔軟なキラリティがもたらすもの」高橋秀依(帝京大薬)
「キノコの生体調節機能とそれを司る物質 」河岸洋和(静岡大院創造科学)
「多環縮環系天然物の合成研究 —平面性分子を“立体的”につくる—」大森 建(東工大院理工)
「新規生体触媒の発見とその構造基盤の解明を目指して 」葛山智久(東大生物生産セ)
「新規抗腫瘍性天然物プラジエノライドの創薬研究」小竹良彦(エーザイ)
「糖鎖の合成と in vivo 生体分子科学」深瀬浩一(阪大院理)
「微生物資源からの新しい脂質代謝阻害剤の開拓」供田 洋(北里大薬)
「Myriocinからの創薬研究」城内正寿(田辺三菱)
<特別講演>
「2中心不斉触媒の新しい展開」柴崎正勝(東大院薬)
<ショートトーク>
「人工梯子状ポリエーテルの設計・合成と膜タンパク質との相互作用解析」鳥飼浩平(東大先端研)
「複雑な構造を有する含窒素化合物の合成研究」横島 聡(東大院薬)
「シガトキシンの全合成」濱島祥就(千葉大院薬)
「天然発がんプロモーターの骨格を有する新奇抗がん剤の開発」中川 優(理研)
「両特異性プロテインホスファターゼ阻害剤の設計、合成と細胞内酵素選択性評価法構築への挑戦」平井 剛(理研)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「植物ポリケタイド合成酵素のX線結晶構造解析と新たな酵素触媒機能の開拓」森田洋行(東大院薬)
<夜ゼミ>
「雑談」福山 透(東大院薬)<夜ゼミ特別講演>
「免疫細胞の一種であるナチュラルキラーT細胞を活性化する新規糖脂質の探索研究」田代卓哉(理研)
「有機合成反応開発における分子軌道計算の活用方法」井川和宣(九大先導研)
「ヘテロ共役付加反応を用いた多官能基化シクロブタンの立体制御合成」安立昌篤(名大院生命農)
「小分子化合物の標的分子同定 〜プローブ化分子を用いたときの(落ちたことになかなか気がつかない)落とし穴」臼井健郎(筑波大院生命環境)

第45回 22.7. 6-7. 8  三谷温泉 ホテル明山荘
「アントシアニンによる花色発現機構の化学ー色素からタンパク質までー」吉田久美(名大院情報科学)
「生物活性環状デプシペプチドの全合成と機能解明を目指して」土井隆行(東北大院薬)
「小さな分子からの創薬〜創薬化学の新しいパラダイム〜」田中大輔(大日本住友製薬)
「タキソールの収束的不斉全合成への挑戦」中田雅久(早大理工学術院)
「植物のかおりが紡ぎだす生物間の情報・相互作用ネットワーク」高林純示(京大生態学研究センター)
「微生物に見出されたメナキノン新規生合成の解明にいたるストーリィー」大利 徹(北大院工)
「面不斉ヘテロ中員環の化学」友岡克彦(九大先導物質化学研)
「猛毒きのこニセクロハツ(Russula subnigricans)の毒成分研究」橋本貴美子(京都薬科大)
「天然物に学ぶ天然物合成」渡邉秀典(東大院農)
<特別講演>
「Turning Pointを捉えようー我が実験ノートよりー」北原 武(帝京平成大薬)
<西沢麦夫先生追悼講演>
「天然物化学から水銀トリフラート、そして創薬化学へ 西沢麦夫先生のご業績と思い出」今川 洋(徳島文理大薬)
<ショートトーク>
「根寄生植物の発芽刺激物質ストリゴラクトンの構造解析」謝 肖男(宇都宮大学雑草科学研究センター)
「軸不斉化合物をキラル誘導体化試薬として用いるアミン類の絶対配置決定法の開発」福井博喜(青山学院大理工)
「複雑な構造を有する巨大海洋天然物の合成研究」高村浩由(岡山大院自然)
「多環性生理活性天然物の全合成研究」塚野千尋(京大院薬)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「天然発がんプロモーターの骨格を有する抗がん剤リードの創製と作用機構解析」中川 優(理化学研究所)
「複雑な構造を有する含窒素化合物の合成研究」横島 聡(東大院薬)
<夜ゼミ>
「ホタルはどのようにして光るようになったのか?-化学にこだわらない総合研究の試み」大場裕一(名大院生命農)
「糖鎖の機能解明に本当に役立つための糖鎖合成を目指してーブレない、逃げない、諦めない、そして守らないー」安藤弘宗(岐阜大応用生物)
「複雑な天然有機化合物の合成研究-立体的に混んだ部位への炭素-炭素結合形成を実現するには」占部大介(東大院薬)
「綺麗なものを作ったからこそ起こったこと」矢島 新(東京農大応用生物)
「海外武者修行のススメ」山口潤一郎(名大院理)
「不安定なモノが面白い」脇本敏幸(東大院薬)

第46回 23.7. 7-7. 9  熱川ハイツ
「食品薬学:機能性食品素材に生活習慣病予防および改善に有用な医薬シーズを求めて」森川敏生(近畿大学薬学総合研究所)
「マクロライド系抗生物質・クラリスロマイシンの合成と次世代マクロライド剤への展開」樫村政人(大正製薬)
「化合物虎の穴:植物ホルモン機能制御剤の創製と展開」浅見忠男(東大院農)
「天然物の全合成 ⇔ 方法論の開発」小林 進(東京理大薬)
「天然物パワーをひきだすものとりを目指して-シグナル分子を標的としたスクリーニング」石橋正己(千葉大院薬)
「効率的ヘテロ環構築を基盤とする生理活性天然物の合成」菅 敏幸(静岡県立大薬)
「天然物生合成:研究手法の変遷と生合成マシナリーによる天然物合成法の提唱」及川英秋(北大院理)
「足元を定めつつ広い研究の世界へ -運と出会い、そして信頼を大切に-」楠本正一(大阪大学名誉教授)
<ショートトーク>
「合成研究を基盤とした短寿命化合物の探索と創製による活性物質の生物化学的研究」浅川倫宏(静岡県立大薬)
「細胞応答を制御する新規生物活性天然物の探索研究」大野 修(慶応大理工)
「エステル含有ペプチドを基盤とした生物有機化学研究」相馬洋平(京都薬科大)
「芳香環直接連結反応を駆使した生物活性物質の合成研究」山口潤一郎(名大院理)
「Brevione A, B 及び C の全合成」横江弘雅(星薬科大)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「梯子状ポリエーテル類のケミカルバイオロジー研究を目指して」鳥飼浩平(九大院理)
「植物が生産するストリゴラクトンの構造解析」謝 肖男(宇都宮大)
「スピロオキシインドール骨格構築法の開発と全合成への展開」塚野千尋(京大院薬)
 
第47回 24.7. 4-7. 6  阿蘇プラザホテル
「特異な構造を有する海産天然毒の合成研究」石原 淳(長崎大学)
「植物の幹細胞活性と線虫感染に関わる CLEペプチドホルモンの解析」澤 進一郎(熊本大学)
「環状共役ビスカルベノイドの化学 ルテナサイクル錯体を鍵中間体とする新反応開発」山本芳彦(名古屋大学)
「アルカロイドの探索と全合成研究から得られるもの」高山廣光(千葉大学)
「生命への合成化学者のチャレンジ・ゲノム標的化学の提案」佐々木茂貴(九州大学)
「抗菌剤の研究開発とケミカルバイオロジー」味戸慶一(明治製菓)
「サンゴ礁生物に魅せられて」田中淳一(琉球大学)
「ビシクロ[5.3.0]骨格を含む多置換ラクトン類の不斉全合成」椎名 勇(東京理科大学)
「触媒的不斉酸化反応」山本 尚(シカゴ大学・中部大学)
<ショートトーク>
「赤外円二色性における励起子キラリティー法」谷口 透(北海道大学)
「高反応性化学種を利用する反応開発とケミカルバイオロジーへの展開」吉田 優(東京医科歯科大学)
「アミロイドβペプチドの毒性ターン構造の同定とその構造特異抗体の開発」村上一馬(京都大学)
「ポリケタイド化合物の構造多様性に関わる環化反応の解析」宮永顕正(東京工業大学)
「多置換ビシクロ[2.2.2]オクタンを含む天然有機化合物の合成研究」鈴木孝洋(東京理科大学)
「特異な縮環骨格を持つ化合物群の包括的合成を目指した研究」下川 淳(名古屋大学)
「標的糖鎖の立体選択的合成と光分解に関する研究」高橋大介(慶応義塾大学)
「生物活性天然物の多様性指向型全合成研究」吉田将人(東北大学)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「芳香環直接連結反応の開発ー天然物合成化学へのインセンティブ」山口潤一郞(名古屋大学)
<追悼講演>
「植物・微生物ペプチドホルモンという新しい学術領域の開拓者〜坂神洋次先生のご業績〜」小鹿 一(名古屋大学)
「瀬戸治男先生と天然有機化合物の構造決定および生合成研究」葛山智久(東京大学)新家一男(産業技術総合研究所)

第48回 25.7. 3-7. 5  アヤハレークサイドホテル
「天然物合成におけるラジカル化学の魅力」好光健彦(大阪大学)
「生細胞でのタンパク質有機化学の試み」浜地 格(京都大学)
「9族遷移金属を使った触媒的不斉合成反応」西村貴洋(京都大学)
「化合物の生物合成を目的とした生合成研究」渡辺賢二(静岡県立大学)
「自然な眠りを誘う世界初の睡眠薬ロゼレムはどうやって生まれたか? 〜舞台裏で繰り広げられた創薬のドラマ〜」内川 治(武田薬品工業)
「触媒にどこまでできるのか」金井 求(東京大学)
「iPS細胞技術を用いた神経変性疾患の研究」井上治久(京都大学)
「Phenotypic screeningによる医薬シーズ探索と標的分子の解明」荒井雅吉(大阪大学)
「天然多糖・オリゴ糖の化学合成と機能開発」川田俊成(京都府立大学)
「ヒガンバナ科アルカロイドの不斉全合成」富岡 清(同志社女子大学)
<夜ゼミ>
「天然物からメディシナルケミストリーとケミカルバイオロジー」田村 理(東北大学)
「有機合成のため”だけではない”天然物の全合成研究 ー天然物合成で境界領域研究に貢献するには?ー」早川一郎(筑波大学)
「ネガティブデータは”宝の山”だ ーものつくりは面白いー」北原 武(北里大学)<夜ゼミ特別講演>
<ショートトーク>
「糸状菌由来メロテルペノイドの構造多様性創出の化学の解明とその制御に関する研究」淡川孝義(東京大学)
「ラジカル反応を鍵とした複雑天然物の全合成研究」占部大介(東京大学)
「特異な含窒素縮合環を有する天然有機化合物の合成研究」岡野健太郎(東北大学)
「官能基選択的なアミド基への求核付加反応の開発と天然物全合成への応用」佐藤隆章(慶応義塾大学)
「有機アジドを用いた含窒素環状化合物の迅速合成法の開発」谷本裕樹(奈良先端科学技術大学院大学)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「天然物合成化学からアプローチする天然物の多様性」下川 淳(名古屋大学)

第49回 26.7. 2-7. 4  せとうち児島ホテル
「天然物の生合成工学」阿部 郁朗(東大院薬)
「疫病菌の交配ホルモン」小鹿 一(名大院生命農)
「求核性有機触媒を用いる選択的ハロ環化反応」坂倉 彰(岡山大院自然科学)
「光合成における可視光を利用した水分解の分子機構」沈 建仁(岡山大院自然科学)
「創薬のための天然物化学と有機合成化学の連携」砂塚 敏明(北里大北里生命研)
O-プロパルギルオキシムの触媒的骨格転位反応」中村 達(東北大院理)
「光増感分子を設計しタンパク質を探る・操る、そして創薬へ挑む」中村 浩之(東工大資源研)
「海洋生物由来の生物活性物質:探索・単離・構造決定」松永 茂樹(東大院農学生命)
<ショートトーク>
「天然物生合成酵素の同定・機能解析を指向した合成分子ツールの開発研究」石川文洋(京大院薬)
「興味深い生物活性を有する天然物の合成研究」稲井 誠(静岡県大薬)
「アミド基への求核付加反応から始まる天然物全合成」佐藤 隆章(慶応義塾大学理工)
「糸状菌ゲノミクスを駆使した新規天然物獲得と炭素骨格構築機構の解明」恒松 雄太(静岡県大薬)
「固体NMRを用いた生体分子の分子間相互作用の解析」増田 裕一(東北大院薬)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「橋頭位ラジカルを用いた高酸化度テルぺノイドの全合成研究」占部 大介(東大院薬)
「穏和なベンザイン発生法を基盤とする多置換芳香族化合物の合成研究」岡野 健太郎(東北大院薬)
「アミロイドの凝集を標的とした創薬志向研究」相馬 洋平(東大院薬)
「キラル構造解析から拓く天然物化学」谷口 透(北大院先端生命)

第50回 27.7. 1-7. 3  グリーンピア岩沼モンタナリゾート
「天然物と合成とこれから」横島 聡(名大院創薬)
「免疫制御を目指した複合糖質の合成と機能解析」深瀬浩一(阪大院理)
「生体分子はすべて天然物なので好きなものをやればよい」村田道雄(阪大院理)
「天然物全合成と化学科学ーシガトキシンとシアノスポラサイド」平間正博(東北大名誉)
「底生海洋生物成分からの医薬シーズの探索研究」小林資正(阪大院薬)
「海洋天然物化学が明示した難培養微生物の存在」脇本敏幸(北大院薬)
「天然物を手本に:有機合成を基軸とする研究」土井隆行(東北大院薬)
「内因性低分子による選択的オートファジーの制御機構」有本博一(東北大院生命)
<ショートトーク>
「高度に酸化された多環性芳香族ポリケチドの合成研究」瀧川絋(東工大院理工)
「高活性化学種の反応性制御にもとづく分子連結法の開発」吉田優(東京医歯大生体材料工学研究所)
「ラジカル反応を基盤とする複雑天然物の効率合成」山下修治(Harvard大)
「天然有機化合物を利用したグアニン四重鎖結合リガンドの創製と応用」寺正行(サントリー生物有機化学研究所)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「アミド変換反応と天然物全合成」佐藤隆章(慶大理工)
「アミロイドβペプチドの毒性コンホマー特異抗体の開発と診断薬への応用」村上一馬(京大院農)

第51回 28.7. 6-7. 8  湯沢東映ホテル
「有用天然物生産のための異種生合成遺伝子発現系の構築 - 休眠遺伝子の覚醒による物質生産 -」池田治生(北里大生命研)
「ラジカル反応の活用による複雑分子構築の単純化」井上将行(東大院薬)
「細胞内の短命な糖タンパク質の精密化学合成による糖鎖機能解明」梶原康宏(阪大院理)
「海洋シアノバクテリア由来マクロリドの構造・合成・生物活性」末永聖武(慶大理工)
「天然物を超える生物活性分子を目指して」袖岡幹子(理研)
「天然物合成における不易流行」高橋孝志(東工大名誉教授、横浜薬大)
「高分子ナノテクノロジーを基盤とする革新的がん診断・治療システムの創出」西山伸宏(東工大化生研)
「植物のアルカロイド生合成機構から学ぶこと」山崎真巳(千葉大院薬)
  <ショートトーク>
「分子プローブ迅速合成のための分子リノベーション技術の開拓」丹羽節(理研CLST)
「放線菌由来テルペンインドール化合物生合成機構の解明とその制御に関する研究」淡川孝義(東大院薬)
「高度に酸化された複雑な多環性芳香族ポリケチドの合成研究」瀧川紘(東工大理学院)
「環状ペプチドの三次元構造に着目した構造ー活性相関研究」増田裕一(三重大院生物資源)
「微生物の二次代謝産物の生合成における多様な環構造形成機構の解明」勝山洋平(東大院農)
「化学合成を基盤とした希少天然物の構造決定および実践的供給」倉永健史(北大院薬)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「天然物生合成工学を基盤とする次世代型「ものとり研究」への挑戦」恒松雄太(静岡県立大薬)
<夜ゼミ>
「アメリカに行って感じたこと、日本に帰って感じたこと」小笠原泰志(北大院工)
「アメリカ西海岸留学体験記:Postdoc in The Scripps Research Institute」中山淳(徳島大院医歯薬)
<特別企画>
「楽磁気共鳴(らくじききょうめい)」楠見武徳(東工大理学院)
 
第52回 29.7. 5-7. 7  熱川ハイツ
「たんぱく質間相互作用を調節する中分子戦略」大神田 淳子 (信州大農)
「生物に学ぶ窒素固定の化学」桑田 繁樹 (東工大物質理工)
「遺伝子疾患に対する核酸医薬の研究開発」小泉 誠 (第一三共株式会社モダリティ研究所)
「位置選択的官能基化を基盤とする天然物合成」川端 猛夫 (京大化研)
「的を射る難しさ」長田 裕之 (理研)
「海洋天然物化学が華やかなりしころー橘和夫先生の思い出ー」村田 道雄 (阪大院理)
「寄生植物ストライガの撲滅を目指した有機合成化学と生物学の融合研究」土屋 雄一朗 (名大ITbM)
「シアノ基の特性を活用した天然物合成」谷野 圭持 (北大院総合化学院)
「謎解きと宝探しの天然物ケミカルバイオロジー」井本 正哉 (慶大理工)
<ショートトーク>
「酸化反応を基軸とする高次構造多環性アルカロイドの合成研究」植田 浩史(東北大院薬)
「官能基密集型天然物の全合成戦略の開発」長友 優典(東大院薬)
「分子プローブの迅速合成を目指したホウ素化反応の開発」丹羽 節(理研)
「海洋ラン藻由来の新規生物活性物質の発見と、その生物有機化学的研究」岩崎 有紘(慶大理工)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「ライフサイエンス研究のための高活性化学種を用いる分子連結法の開発」吉田 優(東京医歯大生体材料工学研究所)

第53回 30.7. 4-7. 6  不死王閣
「鎖状テルペンの天然物化学」品田 哲郎 (大阪市大院理)
「天然物創薬ケミカルバイオロジーの醍醐味」掛谷 秀昭 (京大院薬)
「金触媒を用いた複素環骨格の構築とアルカロイドの全合成」大野 浩章 (京大院薬)
「硫黄と付き合う天然物合成」福山 透 (東大名誉教授)
「天然物に学ぶ創薬研究」市川 聡 (北大院薬)
「天然物化学から抗体薬物複合体への創薬研究」中田 隆 (第一三共株式会社研究開発本部)
「結晶スポンジ法:有機合成、天然物化学、創薬研究への応用」藤田 誠 (東大院工)
<ショートトーク>
「低原子価チタンを用いる炭素環骨格の立体選択的合成法の開発」溝口 玄樹(岡山大院自然)
「縮環天然物の生物有機化学的研究」大好 孝幸(筑波大数理物質系化学域)
「ヘテロ環構築を鍵とした天然物の合成研究」池内 和忠(北大院理)
「微生物の特性に着目した寄生・共生菌由来リポ多糖部分構造の合成と免疫調節機能の解明」下山 敦史(阪大院理)
「免疫機構の調節に関わる複合脂質・糖質の合成と構造展開による生物有機化学研究」井貫 晋輔(京大院薬)
「クリック反応を駆使した糖鎖クラスターの化学合成」小椋 章弘(慶大理工)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「複雑な分子骨格の効率合成を目指して」山下 修治(乙卯研究所)
「高反応性化学種を活用した骨格構築反応と天然物合成」瀧川 紘(京大院薬)
「立体電子的視座からの天然物合成」長友 優典(東大院薬)
<夜ゼミ>
「天然物合成への憧れ」野上 敏材(鳥取大院工)
「藻えよ海!伸びろ海藻!!化学からの挑戦」山本 博文(徳島文理大薬)

第54回 R1.7. 3-7. 5  定山渓温泉 鹿の湯
「生物活性に着目した天然物研究:天然ケミカルバイオロジーとは何か?」上田 実 (東北大院理)
「細胞表面の「生命装置」に作用する海洋天然物の探索」酒井 隆一 (北大院水産科学)
「生体内合成化学治療」田中 克典 (理研)
「フェアリー化合物は新しい植物ホルモンか?ーその証明と応用展開ー」河岸 洋和(静岡大グリーン科学技術研究所)
「1つの化合物から始まった20年にわたる天然物化学研究」江口 正 (東工大院理)
「複雑な多環性アルカロイドの全合成〜多環性骨格を一挙に組み立てる〜」難波 康祐 (徳島大院医歯薬学研究部)
「天然物の網羅的合成による新たな生物機能の解明を目指して」西川 俊夫 (名大院農)
「創薬化学からみるAIの現状と可能性」奥野 恭史 (京大院医)
<ショートトーク>
「診断・治療を目指した効率的な生体分子標識法の開発」藤木 勝将(理研)
「ビアリール天然物の迅速合成と活性リモデリング分子の創製」岩田 隆幸(九大先導研)
「生物活性天然物の全合成を基盤とした構造活性相関研究」大好 孝幸(筑波大数理物質系化学域)
「天然物の網羅全合成を基軸とした医薬化学研究」中山 淳(徳島大院医歯薬学研究部)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「ものとり指向型化学合成」倉永 健史(京大院薬)
「免疫調節因子リピドAの化学合成が拓く細菌ー宿主間のケミカルエコロジー」下山 敦史(阪大院理)
「PETイメージングに役立つ新しい反応の開発」丹羽 節(理研)

天然物化学談話会2021オンライン特別企画
<招待講演>
「創薬化学者への行程」向井 健(Incyte Corp.)
「博士号を携え海外へ-ヒドロシアノ化と免疫調節薬を巡る旅」天児 由佳(Harvard Univ.)
「糖を含む天然物の化学合成 -民間からアカデミアへの転職経験を踏まえて-」若森 晋之介(東京農業大学)
「IsocelorbicolからCelafolin B類へ:煌めく宝石との思い出」毛利 朋世(日本新薬株式会社)
「フェノール類の酸化的脱芳香族化反応を活用した天然物合成」小田木 陽(東京農工大学)
「「モノトリ」からはじめる天然物化学研究」吉村 彩(北海道大学)
「天然物の分子多様性-生合成の進化的視点から」張 驪駻(西湖大学)
<基調講演>
「天然物の存在意義を探究したい」石川 勇人(千葉大学)

第55回 R4.6.24-6.25  オンライン開催
<招待講演>
「天然物全合成の効率化について考えてみた」佐藤 隆章 (慶大理工)
「ポリエンマクロラクタム系天然物を基盤としたiPS分子(人工多能性幹分子)の合成」叶 直樹 (星薬大医薬研)
「糖脂質なのにMPIase? 糖脂質の不思議な機能」島本 啓子 (サントリー生科財団)
「官能基標的触媒による化学選択性の触媒制御:保護基フリーの合成プロセスを目指して」大嶋 孝志(九大院薬,九大グリーンファルマ)
「生物活性蛍光リガンドを用いた標的分子の結合様式解析」北 将樹 (名大院生命農)
「生命現象をひも解くための糖鎖合成」安藤 弘宗 (岐阜大iGCORE)
「イオン性分子触媒の創製に基づくラジカル反応の開発と制御」大井 貴史 (名大ITbM,名大院工)
「ペプチドの細胞膜との相互作用と分子設計」二木 史朗 (京大化研)
<昼ゼミ>
「生物資源探索ビジネスにおけるイノベーション」金本 昭彦(OP BIO FACTORY,Algae Nexus)
「生体内の標的タンパク質を選択的に狙うコバレントドラッグの有機化学」進藤 直哉(九大院薬)
<特別企画:突撃みんなの研究室>
「キラル分子の分析テクニック」井川 和宣(九大先導研)
「全合成で計算化学を”使う”ために」深谷 圭介(富山県大工)
「初心者のための海洋シアノバクテリア採集入門」岩崎 有紘(慶大理工)
「PETプローブ合成の現場」丹羽 節(医科歯科大生材研)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「酸化反応を基軸とする高次構造多環性アルカロイドの合成研究」植田 浩史(東北大院薬)
「有機合成を起点とした天然物化学」大好 孝幸(筑波大院数理)
「免疫系の制御に関わるケミカルツールの創製研究」井貫 晋輔(京大院薬)

第56回 R5.6.29-6.30  つくば国際会議場(シンポジウム形式)
<招待講演>
「古典的な新輝不老反応の開発を目指して」布施 新一郎(名大院創薬)
「知って、触って、化学で探る生物現象」犀川 陽子 (慶大理工)
「Re:ゼロから始めるメドケム研究」⻫藤 毅 (筑波大睡眠機構)
「タンパク質の化学アップグレード法」生⻑ 幸之助(産総研触媒センター)
「反応開発屋の合成研究」原田 慎吾 (千葉大院薬)
「製薬企業におけるケミストの活躍の場およびサイドワークの楽しみ方」吉川 真人 (武田薬品工業)
「私なりの天然物探索研究」浅井 禎吾 (東北大院薬)
<ショートトーク>
「脱芳香族化反応を基盤とした多環縮環型天然物の合成研究」小田木 陽(東京農工大院工)
「三員環形成を触媒する非ヘム鉄酵素の機能解析」牛丸 理一郎(東大院薬)
「生体分子や医薬品の構造改変を志向した可視光駆動型結合開裂反応の開発」太田 英介(早大先進理工)
「有機合成化学を基盤としたペプチド系天然物の創薬化学研究」勝山 彬(北大院薬)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「有機ホウ素“アート錯体”を活かした分子構築」溝口 玄樹(岡山大院自然科学)
「天然物の構造多様化を基盤とした新規生物活性分子の創出戦略」伊藤 寛晃(東大院薬)
「水酸基識別型分子変換」上田 善弘(産総研触媒センター)
「1,3-シクロペンタンジオン構造の非対称化反応を基軸とする複雑な炭 素環骨格構築法の開発」池内 和忠(名市大院薬)

第57回 R6.7.4-7.5  名古屋大学理学南館大講堂(シンポジウム形式)
<招待講演>
「天然物のように非天然物をつくる:キラルケイ素分子の精密合成化学」井川 和宣(熊大院先端)
「天然物化学で挑む微生物の化学コミュニケーション」甲斐 建次 (大阪公立大院農)
「人工翻訳+翻訳後修飾で擬天然ペプチドをつくる」後藤 佑樹 (京大院理)
「有機合成における NHC:配位子・触媒だけじゃない!」鈴木 由美子(上智大理工)
「ケミストリー力に基づくハリコンドリン創薬への挑戦」吉良 和信 (エーザイ)
「統合オミクスによる植物代謝研究」平井 優美 (理研 CSRS)
「網羅的全合成戦略の探求 ̶ 隣の芝生は⻘くない」⻑友 優典 (北大院薬)
「微生物の生産する抗感染症薬シードの探索」岩月 正人 (北里大大村研)
<ショートトーク>
吉村 彩(北大院薬)
萩原 浩一(東大院薬)
太田 英介(早大高等研)
千成 恒(北里大大村研)
<天然物化学談話会奨励賞受賞講演>
「天然物生合成酵素による構造多様化機構の解明と機能改変」森 貴裕(東大院薬)
「有機合成と生合成を利用した天然-擬天然物合成」中山 淳(大阪公立大院理)
「フィールドワークからはじめる海洋シアノバクテリアの天然物化学」岩崎 有紘(中央大理工)

第57回天然物化学談話会

2024年7月4日ー7月5日
名古屋大学(理学南館大講堂)にて第57回天然物化学談話会が行われます。詳細はこちらをご覧ください。


更新情報

2024年7月9日
2024年度第23回天然物化学談話会奨励賞受賞者を発表しました。

2024年7月9日
布施先生ならびに村上先生が世話人代表および副代表を退任され、新世話人代表に長友先生が就任されました。

2024年2月19日
第57回天然物化学談話会および令和6年度天然物化学談話会奨励賞の募集情報を更新しました。

2023年7月10日
2023年度第22回天然物化学談話会奨励賞受賞者を発表しました。
世話人名簿を更新しました。

2023年6月29日〜6月30日
第56回天然物化学談話会が開催されました。

2023年3月6日
第56回天然物化学談話会および2023年度天然物化学談話会奨励賞の募集情報を更新しました。

2022年7月19日
2022年度第21回天然物化学談話会奨励賞受賞者を発表しました。

2022年7月14日
石川先生ならびに高村先生が世話人代表および副代表を退任され、新世話人代表に布施先生が就任されました。

2022年6月24日〜6月25日
第55回天然物化学談話会が開催されました。

2022年3月18日
第55回天然物化学談話会の情報を公開しました。